138隻目の鎮魂の船


佐藤明雄先生が心をこめて作って下さった138隻目の鎮魂の船【嘉義丸】です。

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今回私のブログに目を留めていただき嘉義丸の遺族がいることに気付かれ、私たち遺族の気持ちを察してくださりながら製作していただきました。
私達兄弟は、先生からこの船の模型が贈られて初めてこのことを知り頭が下がる思い、感謝の気持ちでいっぱいです。

先生が調べたところ、嘉義丸は相当の老船、明治40年に造船、今は設計図もなく写真を頼りに1/300の縮尺で製作。

先生は「100隻作るまで私の戦後は終わらない」と言って製作を始められましたがこの【嘉義丸】で既に138隻になったとのことです。製作された船は日本郵船の船舶史上最も美しいといわれた【ぶらじる丸】をはじめ、【鎌倉丸】、【浅間丸】、
大阪商船の【あるぜんちな丸】、【報国丸】。又あの学童疎開の【対馬丸】などの数々。

戦後62年、戦没船遺族に限らず戦争の犠牲者全ての人に、いいえ、全世界で二度とこのような悲しみのない平和を心から祈っています。

プロフィール
佐藤 明雄 先生  (甲南大学名誉教授)
  神戸『戦没した船と海員の資料館』を支える会代表
 京都大学哲学科卆業
  幼少の頃中国に過ごされたのが縁で中国からの留学生、
  使節団を招聘するなど教育支援を続けておられます。
  中国福州に佐藤教奨励金を設立。
  福州市名誉市民。
  福建省教育功労賞。
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by bun111ji | 2007-02-26 16:08 | 嘉義丸 | Comments(0)